Diana, Princess of Wales(ダイアナ元妃)の弟の令嬢でモデルのLady Kitty Spencer(レディ・キティ・スペンサー)は、元妃の面影を感じる美貌が印象的だと世界中で注目されてきました。今年7月24日に、数年前より交際をしていたファッションビジネスに関わる南アフリカの富豪で実業家Michael Lewis(マイケル・ルイス)と結婚したことで話題に。
イタリアのローマで挙式をした際に着用したのは、自身がブランドアンバサダーを務めるDOLCE&GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)のアルタ モーダ コレクション(女性用高級仕立服)のウエディングドレスです。
自身のインスタグラムではデザインの総指揮を手掛けてくれたデザイナーのDomenico Dolce(ドメニコ・ドルチェ)とStefano Gabbana(ステファノ・ガッバーナ)に対して心から感謝の気持ちを綴っていたキティ。今回は特別に、スケッチから仮縫い段階まで、特別なドレスができるまでの舞台裏をお届けします。
ダイアナ元妃の姪レディ・キティ・スペンサーが選んだのは、ドルチェ&ガッバーナの華麗なウェディングドレス
キティは、挙式とその前後に開いたパーティのため複数のドレスを用意していたとのことですが、その全てをドルチェ&ガッバーナのデザイナーのふたり、ドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナがデザインを手掛けたといいます。
なかでも、ウエディングドレスは、ヴィクトリアンスタイルにインスパイアされた壮麗なホワイトレースが印象的なデザインに。彼女の美しさを際立たせるドレスに注目が寄せられました。
ハイネックとボリュームショルダーが個性的なウエディングドレスのデザイン
こちらは、最初に描かれたウエディングドレスのスケッチ。ドレス全体から繊細なレースの美しさが感じ取れる壮麗なデザインに。トレーンの長さに合わせた「カテドラル」と呼ばれるヴェールは、全ての女性の憧れ。
コルセット風デザインのウエストから広がるロングトレーンが上品で存在感のあるバックスタイルも素晴らしい。レイヤードされたトレーンがゴージャスな雰囲気を醸し出しています。繊細なレースが細部まで散りばめられた、贅沢なデザインは、麗しい彼女のイメージそのもの。
仮縫いでは、デザイナーのドミニコ自らアームホールを調整するシーンも!
製作指揮を取ったデザイナーのふたり。仮縫いも、デザイナー自らが行ったといいます。これまでもロイヤルのウェディングドレスを多く手描けてきたブランドだけに、キティも全面的に信頼していた様子。挙式後には自身のインスタグラムでふたりへの感謝の気持ちを綴っていました。